CONCEPT
どれだけ世界が制御されても
欲望は制御されない
去勢されない
解放されたい
快楽も、裸も、欲望も
封印するより、恥じるより、怖がるより、
自分のものにしたほうが絶対に楽しい
マダム・ウーに遊びに行こう

佐久間由美子

SPECIAL THANKS

YOSHIROTTENヨシロットン

1983年生まれ魚座。ファインアートと商業美術、デジタルと身体性、都市のユースカルチャーと自然世界など、複数の領域を往来するアーティストです。

東京、ロンドン、ベルリンでの個展を経て、2018年TOLOT heuristic SHINONOMEにて大規模展覧会「FUTURE NATURE」を開催。
「見えないものの可視化」をテーマに、1300平米に及ぶ空間を用いた、平面・立体・映像作品を組み合わせた巨大インスタレーションを発表しました。

その後も、ニューヨークのJeffrey Deitchで開催されたTokyo Pop Underground展への参加、また森山大道やウィン・シャの写真を再構築する「Resolution」シリーズは新宿伊勢丹を皮切りに中国・広東省と香港での展示に発展するなど国際的かつ精力的に活動しています。
2021 年には「SUN」シリーズの制作を開始し、同シリーズは、銀色の太陽を描いた365枚のデジタル・イメージを軸にインスタレーション、アル ミニウム・プリント、NFT、バイナル・レコード、書籍など様々な媒体で構成されます。

また、欧米ラグジュアリーブランドや国内外のミュージシャン、東京のアンダーグラウンドクラブから現代美術フェアまで幅広いクライアントを持つアートディレクターです。

代表を務めるデザイン・スタジオ「YAR」では、広告・イベント・ロゴタイプ・内装 / 外装デザイン、ウェブ・映像など、商業に於いて、視覚芸術が関わるほぼ全ての範囲で、膨大な量の仕事を手掛けています。

GASBOOKより作品集『GASBOOK28 YOSHIROTTEN』と『GASBOOK33 YOSHIROTTEN』の 2 冊を刊行しました。
空山 基

1947年愛媛県生まれ。中央美術学園卒業後、広告代理店に勤務。1971年よりフリーランスのイラストレーターとして活躍。
初期から、一般的にはタブー視される性的想像力を喚起させる写真の「ピンナップ」をモチーフとした作品を好んで描いてきた。女性の人体美をロボットに取り込んだ代表作「セクシーロボット」シリーズなどで世界的に知られる。

メタリックなロボットが空山の代名詞と言えるが、そのロボットを描き始めたのは1978年のサントリーの広告がきっかけとなった。1995年、ソニーの犬型ロボット初代AIBOのデザインを手がけ、同作品は2000年に日本のデザイン賞の最高峰であるベストデザイン賞で大賞を受賞し、MoMAやスミソニアン博物館のパーマネントコレクションにも選定されている。